アクティビティ・ワークショップ
多様なアイディア・方向性の確認と合意形成・プロセスの構築・小さな実践の実現
住民参加型の地域調査や合意形成(取材、聞き書き、ディスカッション、地図の作成、組織体制の指針作り、ヴィジョン作り等)を現場で行い、地域計画の企画やプログラム作成へ向けたワークショップ運営を試みます。
里づくり活動にかかわる諸主体には、時に相反する多様な意見や立場が存在します。また取り組みの中で整理されていない考え方、具象化していない視点、共有化されていない方向性などもあります。こうした地域でよく見られる状況は活動を阻害する原因になります。こうしたマイナスの状況を、皆で様々な案を提起しながら道筋をつけ、小さな実践を行いながら合意形成を促してプラスの状況に転換していくのが私たちの里づくりワークショップが目指すところです。
私たちはワークショップの運営を、現場に寄り添いながらも実際に取り組みを行う諸主体の間で中間的に調整するコーディネーターやファシリテーター機能に徹して行います。ワークショップ後には取り組みの構成メンバー自身も自立してこうした役割を果たせるようなサポートを目指しています。
ワークショップの中では様々なアイディアを集め、集めたものを分析・整理し将来を展望する具体的な道筋を見出していきます。行動指針の策定から小さな実践の実現までを、農山漁村や関係する活動主体の実情に合わせ、それぞれの取り組み段階に順応しながら具体的に提起していきます。
※ワークショップのプロセス例
① 導入:背景や課題、前提議論の確認
② 把握:検討材料の収集と確認作業
③ 展開: 材料分析とアイディアの出し合い・意見交換
④ 構築: 方向性の導出とヴィジョンの立案