研究・開発

研究・開発

フィールドワーク・聞き書き・現地踏査・郷土資料分析・エスノグラフィ作成等を駆使し、里の未来を開く知見を蓄積する

 自然・文化資源、暮らしと生業、人々の思い等、地域の多様性と特徴を重視。聞き書き、現地踏査、郷土資料の分析、エスノグラフィ作成などを通して、かかわる人々と共に実践活動を見据えた研究調査を行います。

 私たちは、学術調査にとどまらず、調査研究の成果が現実的課題にどのように貢献できるのかということを重視します。 そこで地域の実情を捉えるため、地域集落を最小単位とする生態地域圏を基本にしながら、人々の暮らしに密着したフィールドワークを行います。手法は、地元学、聞き書き、各種の環境調査、文献調査、地図分析等で、これらを地域状況に応じて同時並行的に行います。各調査プロセスにおいて対象地域の人々や団体の協力は必須条件です。むしろ共に学び調べていくという姿勢こそが重要であり、そこから実践につながる着眼点が見出されます。私たちは調査研究そのものが人々をつなぐ地域づくり実践の一つになることを目指しています。

 研究成果は報告書にまとめるだけではありません。里づくりや活動プログラムなど次のステップにつなげることができる多様な成果の形を追求していきます。